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工業会ニュース No133 : 平成26年12月

工業会ニュース No133 : 平成26年12月

入間川冠水橋から奥秩父両神山方面を望む 撮影 平野 桂介 (株)平野製作所
入間川冠水橋から奥秩父両神山方面を望む 撮影 平野 桂介 (株)平野製作所

目次
  1. 各委員会が 開催されました
    開発交流委員会/環境対策委員会/総務・共同購買委員会/福利厚生委員会
  2. 第1回芳野地域会議が開催されました
  3. 芳野地区体育祭が実施されました
  4. 第2 回川越ものづくりブランド”KOEDO E-PRO “
    組合員企業の製品・技術が4社認定され、2 社が奨励賞を受賞しました
  5. 団地内清掃活動を行いました
  6. 芳野産新米こしひかり斡旋実績について
  7. 団地内バス停に照明灯を設置しました
  8. 親善ボウリング大会が開催されました
    日時:平成26 年10 月17 日(金) 場所:ウニクスボウル南古谷店
  9. アセアンビジネス勉強会が開催されました
  10. 大地震等の大災害対応セミナーが開催されました
    地震等の大災害対応セミナー/今後のセミナー開催のお知らせ
  11. その他インフォメーション・編集後記
    組合員退会情報/受賞情報/平成27年新年賀詞交歓会及び新春講演会のお知らせ/特別映画鑑賞券販売斡旋を終了/東工会だより/編集後記

委員会の開催について

会議・委員会

本年8月の役員会において当組合委員会の新しい体制が発足し、開発交流、福利厚生、
総務・共同購買の4委員会が下記のとおり開催されました。

開発交流委員会・・・9 月9 日開催

本年度に実施する研修会と工業会ホームページの組合員専用ページ利用促進について検討しました。
本年度の研修会について

① セミナー開催
 ・アセアンビジネス勉強会 (10 月7日実施。6頁に関連記事。)
 ・地震等の大災害対応セミナー(11 月6日実施。7頁に関連記事。)
 ・メンタルヘルスセミナー (2月25 日開催予定。)

② 視察研修の実施・アズビル(株)藤沢テクノセンター(3月6 日実施予定。)

環境対策委員会・・・9月17日開催

本年度実施する事業について検討しました。
(1)工業団地バス停の照明設置(11月上旬までに設置完了。4頁に関連記事。)
(2)防犯灯の設置について
(3)環境美化キャンペーンの実施(11月17日に実施。4 頁に関連記事)

総務・共同購買委員会・・・9月26 日開催

本年度実施する事業について検討しました。
(1)長期活動目標の推進について
  ① 埼玉医科大学、東洋大学との産学連携
  ② 事業継続計画セミナーの開催
(11月6日に地震等の大災害対応セミナーとして開催。7頁に関連記事。)
(2)本年度のセミナー開催について(開発交流委員会議題に同じ。)
(3)新春賀詞交換会における講演会の開催について
(4)情報発信について(工業会ホームページの組合員専用ページ利用促進)
(5)本年度の共同購買事業について(福利厚生委員会議題① ⑦ ⑧に同じ。)

福利厚生委員会・・・10 月3 日開催

本年度実施する事業について検討しました。
 ① 地元芳野産新米こしひかり斡旋(9月実施。4頁に関連記事。)
 ② ボウリング大会 (10 月17日実施。5頁に関連記事。)
 ③ 集団検診 (10 月21 日実施。)
 ④ インフルエンザ予防接種(11 月5日、19日実施。)
 ⑤ 埼玉県中小企業共済組合の保険業務取扱
 ⑥ 草津グリーンパレス宿泊割引
 ⑦ ニッポンハム歳暮用ギフトハムの購入斡旋
 ⑧ 映画鑑賞券の購入斡旋(7 頁に関連記事。)

芳野地域会議設立総会が開催されました

地域連携

川越市において、本年4月から従来の市の出張所と公民館の職員体制が統合され、新たな市民センターがスタートしました。

今回の地域会議については、地域の抱えている課題を、①地域会議構成団体の協力連携、②地域会議と行政との協働により主体的に解決するための組織として、各市民センターの所管区域単位毎に設立されたものです。

地域会議の取り組むべき内容については、①地域で共通して困っていること、②自治会や各種団体の個々の活動では解決が難しいもの、③地域全体で取り組んだ方が効果的なもの、が想定されています。当芳野市民センター管内における芳野地域会議は、11 月13 日(水)午後4時から芳野公民館で開催されました。

当日は、上記の地域会議に関する説明が川越市市民部の方から行われた後、芳野地域会議会則の決定、同会議会長及び副会長の選任、今後の取組案の決定が行われました。会長には、佐藤前芳野支会長、副会長には、市ノ川芳野支会長と大野芳野副支会長が就任しました。

議事終了後、当工業会の活動内容をお話しするとともに、芳野駐在所、川越市消防団芳野分団、芳野公民館からも同内容の報告がありました。

芳野地区体育祭が実施されました

地域連携

第64回芳野地区体育祭が10月12 日(日)芳野小学校校庭で行われました。
当工業会では、18 社の組合員企業からいただいた協賛品を提供し、芳野地区の皆様に大変喜んでいただきました。組合員企業の皆様には毎年多くの賞品を提供していただきありがとうございます。

― 第2 回川越ものづくりブランド”KOEDO E-PRO “―

ものづくり

川越市と川越商工会議所は、市内の中小企業が開発した、優れた工業製品・技術を「川越ものづくりブランド KOEDO E-PRO」として認定しています。その第2回目の表彰式が11 月22 日に、産業フェスタ会場にて行われ当工業会組合員の次の製品・技術が認定及び奨励賞を受賞しました。

前列左から、審査委員長の松元東洋大学教授、川合市長、立原商工会議所会頭。後列は受賞者の皆様。

≪認定製品・技術≫

オリエンタルエンヂニアリング株式会社 奨励賞
[ 窒化ポテンシャル制御システム付き
ガス軟窒化装置 ]
株式会社サカイヤ 奨励賞
[ 透過皮革の商品化 ]
ミクロ電子株式会社
[ マイクロ波ゴム加硫装置 ]
株式会社メテク
[ 多用途血液処理用装置 ]
おめでとうございます。

団地内清掃活動を行いました

インフォメーション

11月17日(月)に工業団地内の清掃活動が組合員企業40名の参加を得て実施されました。

これは本年9月の環境対策委員会で提案された環境美化キャンペーンの一環として行われたものです。
当日は快晴に恵まれ、3地区8班に分かれ工業団地全域の市道を対象に行われました。
日頃、車で通りすぎていると見えなかった植え込みの中に隠れたゴミや駐車場、バス停周辺にも
多くのゴミが見られました。実施後のアンケートでは、きれいに清掃されている地区とそうでない地区の差がある等の報告をいただきました

工業団地内の清掃活動が組合員企業40名の参加を得て実施

芳野産新米こしひかり斡旋実績について

交流事業

お米

毎年恒例、地元でとれた新米の斡旋を9 月に実施しました。

芳野地区の生産農家の方と工業団地にお勤めの方との交流事業の一環として行われているものです。販売量は昨年とほぼ同量で、ボウリング大会の賞品にも使用し、合計で 2,291kgとなりました。来年もよろしくお願いします。

川越駅方面行バス停に照明灯を設置しました

インフォメーション

バス停に照明灯

冬に向かい暗くなるのが早まり、仕事帰りに暗い中でバスを待つことについて環境対策委員会で問題提起されました。それに基づき川越駅へ向かう団地内バス停に照明灯を11月上旬までに計6ヶ所設置しました。
なお、②番バス停は近くに街路灯があるため除かれました。

第18回親善ボウリング大会

イベント・福利厚生

ボウリング

組合員企業従業員の親睦を目的に今年も親善ボウリング大会が、
10月17日(金)午後6時30分からウニクスボウル南古谷店の全レーンを借り切り、
120名の参加を得て開催されました。成績は次のとおりです。

第18回親善ボウリング大会成績

株式会社サカイヤの皆さんには楽しい選手宣誓をしていただきました。ありがとうございました 。

第18回親善ボウリング大会

アセアンビジネス勉強会の開催

セミナー

10月7日(火)午後2時からサンライフ川越2階研修室において、アセアンビジネス勉強会が開催されました。「アセアン地域の近況と中小企業の”投資”面に係るメリットとリスク」をテーマに㈱フォーバル海外ディビジョングループコンサルタントの宮本尚幸氏からお話をいただきました。

講演内容

  • アセアン(東南アジア諸国連合)は1967年にタイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポールの5ケ国で発足し、1984年にブルネイが加盟、その後1990年代の後半にベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアが加盟し現在10ケ国により成り立っている。
  • アセアン地域の特色は、①30歳以下人口が全体の60%以上をしめる。②堅調な人口増加、政治安定に伴いここ数年5~7%の経済成長を達成。特にメコン地帯を結ぶ道路、港湾等の経済回廊(インフラ)が整備されつつある。
  • 主要国の近況(主な留意点)として①タイはローカルサプライチェーンが充実しつつあるが、労働力不足、人件費の急騰がある。②インドネシアは本年上半期の外 国投資額は昨年同期比で20%増加しているが、政府の法規制の変更や労働賃金の高騰、治安等が懸念材料。③ベトナムは労働賃金が廉価、住宅・インフラ・日用品等の品質向上、地理的優位性があるが、法制度の不透明・煩雑性があり、労働賃金も上昇傾向にある。④カンボジアは労働力が豊富であるが、電力料金が割高であり、原材料の現地調達が難しい。⑤ミャンマーは豊富で廉価な労働力があり、地理的な優位性もあるが、土地や企業等の情報を把握することが難しい。
  • 特に考慮すべき点については、2015年に行われるアセアン統合により、アセアン内の関税の撤廃、投資の自由化が図られ、経済連携としてはEUの域内人口5憶3千万人を超えるジア最大級の域内人口6憶5千万人の経済圏が生まれる。またこれに合わせ日本との貿易、投資が急増することが予測される。
  • 実際の海外展開に際しては、いかに工場を造ることから考えるのではなく、ターゲット(お客)を探し決めることが大事。なんとなく始めるのではなく具体的にどうするかを明らかにしていく必要がある。
  • 情報収集については、ジャイカ(優良企業リスト)やジェトロの情報を活用。また通訳はたくさんいるので現地では現地の言葉で情報収集をすることが大事。

地震等の大災害対応セミナーを開催しました

セミナー・インフォメーション

11月6日(木)午後2時からサンライフ川越1階講習室において、地震等の大災害対応セミナーが開催されました。セミナーは公益社団法人川越法人会との共催、AIU損害保険㈱の後援をいただき、ファイブ・コンサルティング代表で経営コンサルタントの五十嵐博一氏からお話をいただきました。

講演内容

  1. 近づく大地震に備えるBCP(事業継続計画)の考え方
    • 自分の町の地域防災マップ、地震ハザードステーション(インターネット情報)をチェックする必要がある。
    • BCPとは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合、事業資産の損害を最小にし、事業継続や早期復旧を図るための計画であり、その作成が企業存続にとり不可欠になりつつある。
    • BCPの不備や遅れの問題としては、サプライチェーン、風評被害、燃料不足、停電、通信不能、物流、在庫不足等がある。
    • 中小企業にとっては、資金計画の有無が早期復旧の鍵を握ることになる。
    • 分かりやすい防災マニュアルをまず作成し、その後BCPを作成するとよい。
  2. 東日本大震災後の実例からみたBCP作成の実例をDVD上映により紹介。
    • 同業者と協調行動の取決めを事前に行っている。
    • リスク対策を社内に良く周知している。リスク対策のメンテナンスをしている。
  3. リスク対策の基本
    • リスクの発見を行い、リスクの分析、評価を行う。
    • リスクの評価には、損害の発生頻度、損害規模の大小に基づき、対応の優先順位を付けることが大事である。
    • BCPづくりは経営者一人がするものではない。是非チームで行うことが大事。
    • BCPづくりをどこから取組んだら良いかについては、災害対応として何をすべきか(課題はなにか)について社内でリストアップすることから始めて欲しい。

今後のセミナー開催のお知らせ

ノート
①12日16日(火) 埼玉医科大学医工連携セミナー
当組合後援
(埼玉医科大学日高キャンパス)
②2月4日(水) 人材活用支援制度説明会
(会場:サンライフ川越研修室)
③2月25日(水) メンタルヘルスセミナー
(会場:サンライフ川越研修室)
④3月6日(金) アズビル(株)藤沢テクノセンター見学会
― 省エネ工場の見学 ―

その他インフォメーション・編集後記

組合員退会情報

埼玉冷蔵倉庫株式会社が9月30日に事業譲渡により退会されました。

受賞情報

くす玉

オリエンタルエンヂニアリング株式会社が11月19日に厚生労働大臣から職業能力開発関係優良事業所表彰を受けました。おめでとうございます。

平成27年新年賀詞交歓会及び新春講演会のお知らせ

門松
日時 平成27年1月28日(水)
場所 氷川会館
新春講演会 15:15~(予定)「豊明」の間
講師 株式会社ハイディ日高
代表取締役会長 神田 正氏
株式会社ハイディ日高 代表取締役会長 神田 正氏

講師紹介

株式会社ハイディ日高
代表取締役会長 神田 正氏
1941年 現在の埼玉県日高市に生まれる。
本田技研工業などに勤めたのちさいたま市(旧浦和市)のラーメン店で働く。1973年 さいたま市(旧大宮市)に、およそ5坪のラーメン店を開業する。
現在は約350店舗、年商320億円の企業に成長させる。
2006年 東京証券取引所に一部上場。

特別映画鑑賞券販売斡旋を終了しました

今年も特別映画鑑賞券の販売斡旋を行いました。大人小人合計466枚と多くの申込みを頂きました。年末・年始は映画館での楽しい時間をお過ごしください。

東工会だより ~会員募集~

東工会だより【第104回大会】・・・10月29日(水) 於:赤城高原ゴルフ倶楽部

区分 氏名 社名
優勝 石田 友克 株式会社ユース
準優勝
ベスグロ
関口 武夫 ギケンオプテック株式会社
3位 出野 康夫 株式会社大宮鍍金工業

編集後記

秋は一年の内で行事やイベントが最も多く行われる季節です。当工業会も9月から10月上旬に開催した各委員会でセミナー等の行事の実施について検討いただき、その後多くの行事を皆さんのご協力をいただき開催できました。そのなかで、環境対策委員会で提案をいただき実施した工業団地内の清掃活動は、予想より多くの方のご参加をいただきとても有難く感じています。実施後に団地内はきれいな所もあり、そうでない所もあるとの感想をいただきました。自社周辺の環境美化に毎日ご尽力いただいている皆様には頭の下がる思いがしますが、今回の取組が団地全体の一層の環境美化につながる一つのきっかけになることを願っています。(久)